こんにちは。山内健輔です。
書いた文章で思い通りに人を動かせる……そんな自分になりたいと思ったことはありませんか?
何年か前までテレビ番組にも出演していたメンタリストDaiGoさんが書いた本。
2015年1月(かんき出版)224ページ
この本を読むまでは、文章は「伝える」ことが目的でした。
ですが、この本を読むことで考えが変わったんです。
「人を行動させる」
読み手に行動を起こしてもらうことが文章を書く目的だと気づいたのです。
また、この本を読んで学んだことを意識することで、文章が執筆しやすくなりました。
もっと早くにこの本を読んでおきたかった~というのが感想です。
現代に生きる私たちは、いろんな形で文章を書くことが要求されます。
まだ読んでいないのであれば、ぜひ早めに読んでみてください。
文章が苦手かも!と思ったら『人を操る禁断の文章術』を読もう!
記事執筆時点の情報です。記事ではできるだけ正確な情報を公開することを心がけていますが、金額、内容、出版社、その他の情報が変更されている場合があります。
確認してから購入することをおすすめします。
文章で人を動かしたいと思う人に最適
◯文章で人を動かしたい!
◯ビジネススキルを伸ばしたい人
◯文章を書くのが苦手な人
◯話すのが苦手な人
◯文章やキャッチコピーをつくる人
文章の書き方を学ぶ本です。
そのなかでも「人を動かす」ことに主眼をおいた文章の構成を学べる本です。
この本では、文章で相手に「伝える」だけでなく、「行動してもらう」ことが文章の目的としています。
小説や詩のようにきれいな文章が学べるわけではありません。
読み手の心理を通して、文章によって行動してもらうための書き方が学べます。
理解しやすい | ★★★★★ |
応用しやすい | ★★★★★ |
中級者以上向け | ★★★★★ |
ビジネス向け | ★★★★★ |
なので、入門用の「文章の書き方」のような類ではなく、ビジネスで文章を利用する人向けといってもいいでしょう。
読んでいると図やイラストで直感的に理解しやすいので、すぐに「自分もできる」と思ってしまいますが、使いこなすには訓練が必要でしょう。
ですが、この内容を自分のものにできたら、今よりも数段レベルアップしたスキルが身につくはずですよ。
要点を絞っているので頭に入りやすいのが特徴
『人を操る禁断の文章術』の特徴は、
- 要点ごとに簡潔に記述されている
- 実践しやすい方法
- 応用しやすい
- ページ数は多くない
- イラスト&図解で直観的に分かりやすい
- 心理学に基づく人の動かし方
- コピーライティングやキャッチコピーに最適
「禁断の~」というので、どんな方法が書かれているのかと思いましたが、ライティングの本をいくつも読んでいる人には知っている話がいくつもでてくるかもしれません。
ですが、この本のすごいところは、断然「理解しやすい!」。
イラストや図解されているので理解に役立つし、ところどころに要点、まとめが入っています。
「原則」、「トリガー」(きっかけ)、「テクニック」に分けて解説しているので頭に残りやすいのが特徴です。
私もこの本を読んで、意識することで文章の執筆がしやすくなった印象があります。
ただし、私もまだまだこの本で学んだことを使いこなせてはいません。
簡単に書かれていますが、実は高度なテクニックなのです。
さすがに「禁断の文章術」だけあって、一度や二度読んだからといって身につくわけではありませんね。
何度も読み直したり、自分なりにまとめてみて身につけたいです。
伝えることよりもどう行動してもらうか。(学べること)
その文章術の軸となるのは、
「読み手の見たい現実を見せてあげる」という、
相手の心理を先回りした「想像力を刺激する」書き方のテクニックである。本書では、
解説するテクニックに対して心理学の見地から裏付けの説明を随所に加える。扱うテーマは、
セールス、プレゼン、恋愛、依頼など、
書き手の腕が求められるシーンを幅広く網羅。かんき出版 「人を操る禁断の文章術」紹介ページより引用
『人を動かす禁断の文章術』を読むまで、どうしたら「伝わる文章」が書けるかを考えていました。
ですが、この本を読むと「伝える」ことが目的ではなく、文章は「行動を起こさせる」のが目的である……と。
(書く文章の種類によっても違いはありますが)
そのためには、
- 悩みを見抜き、解決策を掲示する
- 相手について調べる・理解する
- 会話するつもりで書く
- 美文ではなく短く書く
- 人間は理屈ではなく、感情で動く
- 書きすぎず想像させる
・・・・・・などなど。
3つの原則・7つのトリガー・5つのテクニックを駆使して、人を動かす文章の書き方や構成を学べます。
要点を絞って伝えられるので、何度も繰り返し復習するのにも便利です。
全部をマネするというよりは使い分けたい。
この本を読んで変わったのは、以前より断然、執筆スピードが上がったこと。
下調べをすることで文章の方向性や目的をハッキリさせることができます。
「迷う」「考える」時間が減ったことで、執筆する時間を短縮することができました。
また、いろいろな文章を読む機会があると「あぁ~このテクニックを使っているな!」と見えるようになってきました。
文章について学んでいくと。巷にはいろんな文章テクニックが隠されていることに気づくようになるんですね。
本文は厳選された項目で、短く書かれていますが、学ぶべきことが多い本です。
ただ、実際に書かれているのはなかなかに高度なテクニック。
身につけるまでに練習や訓練が必要で、すぐに実践できるものではありません。
その代わり使いこなせるようになれば、自分の大きな資産になることは間違いないでしょう。
全部をマネするというよりは、これらのテクニックを身につけたうえで時と場合によって使い分けられるようにしていきたいですね。
相手を動かすのは理屈じゃなくて感情!
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最後に。
私は普段、読むときは電子書籍。
ですが、この本は繰り返し読みたいので、紙の本でも購入を考えています。
というのは、繰り返し読みたいところを探すのに便利だからです。
小説と違って、こういう本は読みたい場所を探しやすい紙の本のほうが使いやすいかもしれません。
この本をきっかけにしてもっと文章について学んでみたいと思える本です。
「文章」について書いてある本ですが、「人に行動してもらう」ってことにも興味をもつことができますよ。
まだ読んでいないのであればぜひ読んでみてくださいね。
『人を操る禁断の文章術』は、アマゾンのAudible(オーディブル)の聴き放題にも入っています。
耳で聞くことで脳に直接的に入力されている実感がするんです。
お試し期間(無料期間)もあるのでこちらもおすすめですよ!
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