こんにちは。山内健輔です。
人々の生活がWebに依存するようになって、重要になってきたのが文章を作成するスキル。
ビジネスでの場面だけでなく、私生活の面でもSNSやメッセージの伝達(メールやLINEなど)でも「伝えたいことを伝える」能力が必要になっています。
とくに文章の勉強はしていないけど、困ってはいないよ!
っていう人も多いと思います。
もちろん、その通り。
普通に人と話ができるレベルの日本語ができればほとんど困ることはありません。
ですが、今よりももっといい文章を書ければ、もっといい結果がでる可能性があるのです。
もっといえば、文章術は、
- 即効性がある
- 応用しやすい
- 価値が下がらない
ビジネスで成功するために必要なこと以外にも、無駄に誤解されない、評価を下げないためにも大切なことだといえます。
今回の記事では、おすすめの文章の本『人もお金も動かす超スゴイ文章術』を紹介します。
自分のスキル資産を構築!『人もお金も動かす超スゴイ!文章術』
ビジネス向き | ★★★★★ |
基礎的内容 | ★★★★★ |
わかりやすさ | ★★★★★ |
実戦向き | ★★★★★ |
記事執筆時点の情報です。記事ではできるだけ正確な情報を公開することを心がけていますが、金額、内容、出版社、その他の情報が変更されている場合があります。
確認してから購入することをおすすめします。
文章作成が苦手な人におすすめ
◯文章が苦手な人
◯自己表現が苦手な人
◯伝えたいことをうまく表現できない
◯ライティング初心者
この本に書かれているのは「ライティングの基礎的な内容」です。
なので、おもにビジネスや副業でライティング(文章作成)が必要な人向けの内容です。
小説などの芸術的な文章を書くための内容ではありません。
「文章を読んでもらうために必要なこと」が書かれている本。
と考えてもらえればいいかもしれません。
- ビジネスで文章を作成する業務がある人
- これから社会にでる学生
- ネットでファンをつけたい人
- スキルアップ・キャリアアップしたい人
簡単にいうと自分の能力を引き出すために、
「伝えたいことを伝える」技術
を学ぶ本です。
文章術は価値の下がらないスキルの「資産」
「資産」というと貨幣(お金)に換算できるモノや権利ですね。
「文章術」(伝えたい文章を書く技術)はすぐにお金に換算できるものではありません。
ですが、一度身につければ即効性があり、いろんな場面に応用でき、価値が下がらない特徴があります。
文章術で人やお金を動かすことができれば自分自身の「資産」にもなりえるともいえます。
文章で人を動かすのは想像しやすいですが、「お金を動かすってなに?」って思う人もいますよね。
著者は、クラウドファンディングを例に出して説明しています。
文章を通じて「なんかいいな」と思ってもらえれば「仲間」「応援者」が増える。
1章の002 ファン・フォロワーという資産が増える! から引用
もちろん、文章だけで「お金」が集められるわけではありませんが、文章でうまく伝えられなければ集められるものも集まらないのです。
将来、莫大な資産を形成したい人は、まずは「文章術」を身につけることから始めてみるのはいかがでしょうか?
本の特徴は「わかりやすい!」
文章術を上げるメリット
書き方やテクニック
文章構成の手法
この本の特徴は、簡潔で簡単に文章で「伝える」テクニックを紹介しているところです。
- 全部で24コのテクニック。(多過ぎず、少な過ぎず)
- 初級・中級・上級で段階を踏んで学べる
- 説明や例えが理解しやすい
- 読みやすい
構成の特徴は、ひとつの「教え」が長すぎないので冗長にならず、わかりやすいことです。
たとえば、「人はたくさんのことは同時に記憶に残らない」ってことを説明するために、
「幕ノ内弁当」と「唐揚げ弁当」
を例に出しています。
幕の内弁当は数多くのおかずがあるために味が覚えにくいのに対して、唐揚げ弁当は次の日になっても味を覚えている。
なので、ひとつの文章で伝えることは少数に絞りましょう・・・と説明しています。しかも簡潔に。
この例え話のおかげで、私の記憶には「伝えたいことを絞る!唐揚げ弁当!」って強く残りました。
さすが文章術の本です。「伝え方がうまいなぁ~覚えやすい!」と感心しました。
実践して文章を書いてみたくなる本
簡単で読みやすく書かれている本なので、普通に読み進めるだけなら2~3時間もあれば読み終わります。
ですが、スキルアップのために熟読するならもう少し時間をかけたり、もう一度読み直しながら勉強したい本です。
私は、一度目はさ~っと読んで、もう一度読み直しました。
二度目は気になったところをメモしながらです。
まだまだこの本の内容を実践できているわけではありませんが、一つひとつのテクニックは難しくないんです。
今後、記事を執筆する上でどんどん実践してみたいと思った本でした。
文章の技術は知らなくても、今までの教育の中でなんとか書くことはできます。
ですが、文章術を学んでおくことで、結果を出すために有効なだけでなく、無駄に信頼を下げない(意志が伝わらないことで)ことにもつながるんです。
たまにこの本やメモを読み返して忘れないようにしておきたいと思います。
最後に。
1回目に読んだときには、内容があまり頭に残っていなくて、「他の本でも書かれていることが多いかなぁ」と思っていました。
ですが、二度目に熟読しながら読むことで、内容に納得しながら読むことができました。
スキルアップのための本は自分のモチベーションによっても、理解度が変わります。
また、気分によっても素直に聞き入れられるときとそうでないときがありますよね。
あまり気分が乗らないときには無理に読む必要はありません。
気分転換のために他の本(ぜんぜん違うタイプの本がおすすめ)と同時進行で読んでいくと、意外にも頭に入ってきます。
気分転換すると脳の違う回路・記憶を使うので頭が整理されやすいそうです。
(参考:アウトプット大全 樺沢紫苑著 サンクチュアリ出版)
他にもライティングの本として、イケダハヤトさんの『武器としての書く技術』や松尾茂起さんの『沈黙のWebマーケティング』『沈黙のWebライティング』もおすすめですよ。 こんにちは。山内健輔です。
私がブログを書くに当たって読んだ本。
ブログ界では有名なイケダハヤトさんの『武器としての書く技術』。
この本を読むとなにかを書きたくなってくるのが不思議です。
本書で書かれている、
ウェブ時[…] こんにちは。山内健輔です。
これからの社会で多くの職業で身につけておきたいスキルが、
webマーケティングです。
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WEBで集客をして、売上を伸ばす手法全般のこと
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