こんにちは。山内健輔です。
「セールス術」というと、なんだかとてつもなく難しいテクニックや巧妙な話術を求められそうな気がしていました。
そんな能力を持っている人って、ほんのひと握りしかいません。
でも、実際には営業職の人は毎日モノ(商品やサービス)を売ってお金を稼いでいます。
どんな風に売っているのだろうと考えていたときに出会ったのが、『シュガーマンのマーケティング30の法則』という本。
なにやら、アメリカのトップマーケッターが教えるセールスについての本らしい。
帯には、あの有名なメンタリストDaiGoさんの推薦文。
パラパラとめくってみると、難しい言葉が並んでいるわけでもなく、読みやすそう。
ただ、ちょっと怪しい雰囲気を感じる。
とりあえず買って読んでみようと思って購入しました。
結果・・・・・・、読んでよかった~。
モノが売れるための購買動機を知っておくことで、今の自分の仕事にも活かせることに気付かされました。
しかも、安心できたのは、難しいテクニックや話術、先行投資も必要としないこと。
なんと、モノを売る秘訣は、顧客に対する「正直さ」と「誠実さ」だったのです。
今回は、読んでよかったと思える書籍『シュガーマンのマーケティング30の法則』を紹介していきましょう。
ジョセフ・シュガーマン 佐藤昌宏 著 石原薫 訳
モノを売る秘訣は正直であること!『シュガーマンのマーケティング30の法則』
記事執筆時点の情報です。記事ではできるだけ正確な情報を公開することを心がけていますが、金額、内容、出版社、その他の情報が変更されている場合があります。
確認してから購入することをおすすめします。
営業職の人なら読んでおきたい
◯営業職の人
◯新社会人
◯成績が伸び悩むサラリーマン
◯BtoCで開業したい人
著者のジョセフ・シュガーマンは、「ブルーブロッカー」というサングラスを世界中で2000万本売った男として有名な人物。アメリカでは有名なダイレクトマーケティングの先駆者です。
そんな人物がどのようにしてセールスを成功させてきたかが詰まった書籍。
30のエピソードから得られる教訓をマーケティングに当てはめて解説している本で、難しい言葉や専門用語をほとんど使わずに語られるので読みやすいのが特徴です。
【伝説のマーケッター本、ついに邦訳】
「複雑な顧客心理が、30の法則でまとめられるわけがない!」
そう思ったあなたは正しい。
しかし、セールス・マーケティングにおける法則について、著者が言葉ひとつで、そして、テレビ通販でサングラスを2000万本以上売ってきた経験に裏付けされたものだ。序文では『ギネスブック』12年連続NO.1の世界一のセールスマン、ジョー・ジラード氏がこう言っている。
「私なら絶対にライバルより先に読みたい」と。
読んで損はさせない1冊です。
フォレスト出版『シュガーマンのマーケティング30の法則』紹介ページより引用
何気ないエピソードから顧客の購買心理が分析される手法が扱われています。
身近なことから学ぶ習慣をつけるのにも最適な教材かもしれません。
顧客の購買動機(トリガー)30の項目
『シュガーマンのマーケティング30の法則』はこんな本!
- モノを売るための30のポイント
- 人の購買心理を分析
- モノが売れるきっかけ(トリガー)とは?
- 著者のエピソードから学ぶ
- いろんなセールステクニックに応用できる
- 簡単な言葉で分かりやすい
- 誰でも実践しやすい
- 3時間ぐらいで読める
ジョセフ・シュガーマンが体験したエピソードから物が売れるきっかけ(トリガー)を考える手法で顧客の購買心理を解説していきます。
実践しやすい内容で、専門用語は使わずに分かりやすく説明しています。
ただし、私の読解力に問題があるのかもしれませんが、話のつながりが飛躍していたり、わかりにくいところもわずかながらありました。
顧客側の心理を学ぼう!
実際に仕事をしていると、どうしても相手側に立った視点を忘れがちになります。
なぜかというと、相手に伝えたいこと、伝えなければいけないことが思考の中心になってしまうから。
この本では、顧客がモノを買ってしまう心理、購買にいたる動機を学ぶことができます。
ってことは、
顧客側の視点を養うことができる!
著者のエピソードを顧客の心理を分析。
その結果をセールスに活かしていこうという書籍です。
セールスだけではなく、いろんな仕事にも応用できそうです。
1章ごとに「まとめ」として教訓が明記されるので、一度読んだらその部分だけを見直せばいい構造になっています。
モノを売る秘訣は「正直」であること
私の感想としては、
安心できた!
ってこと。
どうしてもセールスの秘訣や売るためのノウハウといわれると、うまい言い回しや相手を論破するようなテクニックを思い浮かべがちですよね。
ですが、この本で一貫して主張するのは、決して難しいことではなく、
顧客に正直であること。誠実であること。
誰にでもできるし、何も後ろ暗いことなんてないのです。
著者のジョセフ・シュガーマンも、伝説のマーケッターというほどの人物なので、本書を読むまでは天才で人徳があり、よっぽど潔癖な人物を想像していました。
ですが、意外にも人間くさくて、親近感が湧く人物でした。
ここに書いてあるセールステクニックも自分にもできるような気がしてきます。
マーケティングというよりもセールスのための心構えを学ぶことができる本です。
今の自分に当てはめながら読み進めると「自分ごと」として捉えられそう。
覚えたことからどんどん実践していきたいですね。
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